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2007年09月04日



きざし × 立教大学 佐々木ゼミ 
プロジェクト報告会が終了しました

7/27(金)、きざしカンパニーと立教大学佐々木ゼミの共同プロジェクトの報告会が立教大学において行われました。

このプロジェクトは、立教大学佐々木ゼミの3年生の皆さんが『ブログクチコミサーチ BY kizasi』を活用し、「ブログの口コミ情報をデータソースとしたマーケティングリサーチを行う」というものです。

まさに今、多くの企業で注目されはじめた「ブログデータのマーケティングへの活用」というテーマです。

従来のリサーチとは違い、まだまだ分析の切り口や方法も確立されていない領域に、いち早くゼミ生たちが学生の視点・感性を持って取り組み、この日、5つのグループからそれぞれの成果が披露されました。

各グループの具体的なテーマとその概要は次の通りです。

「セカンドライフと口コミの関係」


多くの企業が参加し始めている「セカンドライフ」。企業が「セカンドライフへの参加を表明した」というニュースのPR効果を口コミから検証するとともに、セカンドライフへの利用者による実際の口コミがどの程度ブログの中で広がっているのかを分析。企業のセカンドライフへの参加に関する現時点における意義について考察。

「ヒット商品にみる口コミの有効性」

身近なペットボトル飲料である「お茶」の複数銘柄を対象に、CMやキャンペーンの内容・時期と照らしながら、POSデータによる売上推移と口コミ量の時系列変化の相関を分析。定番商品と新商品、CMとキャンペーン、それぞれに対する口コミ(話題)内容の違いを明らかにしつつ、ヒット商品と口コミの関係を考察。

「ファッションの流行とメディア」

レギンス、ニーハイ、スキニーといったファッションの流行を、それを牽引するメディアでの取り上げ時期と口コミ量の変化でとらえ、また、一緒に語られている言葉のうち、「買いたい」「欲しい」といった未来語と「買った」といった過去語の割合を時系列で分析することによる、話題の質と量の変化との相関をも考察。未来語・過去語の割合変化を意識しながらのマーケティング施策の重要性を指摘。

「ファーストフード業界の企業戦略と評判」

ファーストフード業界の3社を対象に口コミの量と内容を分析。これを通して、口コミを誘引しやすい企業戦略、マーケティング施策とは何なのかを考察。また、各社のブランドイメージを口コミ内容から把握し、現状のブランドイメージの違いと強み・弱みを分析するとともに、今後の各社の企業戦略の視点・方向性についても考察。

「居酒屋出店戦略」

居酒屋の集まるいくつかの「街」のイメージをブログの口コミから分析。また、その街で「飲む」シーン、およびそれぞれの書き手の属性を分析し、その街が有するイメージ、その街を語る客層、その街の居酒屋に求められる特徴を考察。居酒屋出店に際して、街の特徴に応じた居酒屋のコンセプトを明示。

報告会には一般の方も含む大勢の方にご参加いただき、盛況のうちに終了しました。

ブログ口コミというデータソースのマーケティング活用について、様々な切り口でその可能性が感じられる報告会となりました。

今後もきざしカンパニーでは、マーケティングを学ぶ学生との取り組みを継続していく予定です。